【第3回MASTESオフ使用構築】バンリオリジナル〜ダストを相手のブルルにシュゥゥゥゥゥッ!!〜
アローラ!
お久し振りです、バンリです。
今回は流星群主催の第3回MASTESオフに参加してきたので、その際に使用した以下の構築について書いていこうと思います。
主催のかめどりくん並びに流星群スタッフの皆さん、楽しいオフをありがとうございました!
友人のリカノリくんにも同じ並びを使ってもらい、そちらは完熟オフで優勝、という結果を残しているのでそちらも併せてご覧ください。
【構築の着眼点】
7世代になってからZ技が新たに追加されたのに加え、今シーズンから過去作が解禁されたので環境も激しく変化しました。
環境が変化はしたものの構築の基本としてZ枠+行動保証+メガシンカの並びが強いことに変わりはないと考え、そこに当てはまる並びにまずは着目して考えました。
同時に固定観念が働きやすい有名な並びでそれを当てはめたら相手の固定観念を逆手に取れるのではないか、という考えから6世代でそれなりに猛威を振るった「レパルダス+キノガッサ+メガ枠」に着目し、レパルダスにZストーン、キノガッサに行動保証のある気合の襷、メガ枠にはゲンガーを採用し、構築の軸が決定しました。
【個体解説】
電磁波/身代わり/イカサマ/ダストシュート
実数値(括弧内は努力値配分)
139(0)-140(252)-70(0)-x-71(4)-158(252)
A:なるべく高く
B:気持ち耐久
S:最速
偽装枠その1かつ今回の地雷枠。これまでレパガッサの並びを見た時に相手側の対策として考えられるのは
①胞子が無効な草タイプを出す。
②高火力先制技持ちを出す(ex.神速カイリュー、疾風の翼ファイアローetc.)
③身代わりが貫通する音技、連続技持ちを出す。
④ねむねごを使う。
の大きく分けて4パターンがありました。
更に7世代になってからフィールド展開特性、仕様変更が追加され、
⑤ブルル以外のフィールド持ちを出す。
⑥悪戯心が無効な悪タイプを出す。
以上の6パターンで簡単に対策が可能になってしまいました。
特に、⑤のカプ系統は環境を席巻し、どのパーティにもどれか1匹はほぼ必ずと言っていいほどパーティにいるポケモンであるため、それらのポケモンの選出を誘導し、対面した時に倒せる技としてZダストシュートに着目しました。音技持ちであるアシレーヌやニンフィアも一見すれば不利対面ですが余裕の確定1発です笑
しかし、元の火力が足りないので、耐久振りカプ・レヒレが落ちないことや、元の素早さが足りないのでカプ・コケコは抜けないといったことから、あまり選出機会はないものの、選出の時点で大きな圧力をかけてくれたことは間違いないと思います。
残りの枠としてはタイプ一致で強力な攻撃技であるイカサマ、型がバレた後に起点にならないための電磁波、初手でテテフやコケコに対面した時の様子見とギルガルドのフォルムチェンジを受けるための身代わりを採用(挑発コケコはアド!)しました。
相手のブルルはこっちの味方。
キノガッサ@気合の襷 意地っ張り AbS テクニシャン
岩石封じ/キノコの胞子/マッハパンチ/タネマシンガン
実数値
135(0)-182(252)-101(4)-x-80(0)-122(252)
A:ぶっぱ
B:余り
S:準速
偽装枠その2。必ず一回行動ができるように襷を持たせたオーソドックスなキノガッサ。HPが1さえ残っていればワンチャンを残してくれるのが頼もしかったです。ラストでコケコと対面してもタネマシンガン+マッハパンチで割と倒せたりするので胞子が無効でもかなり重宝しました。準速での運用でしたが、岩石封じ一発で最速メガボーマンダが抜けないことは覚えておきましょう(自分への戒め)。
ゲンガー@ゲンガナイト 臆病HcS のろわれボディ→かげふみ
ヘドロ爆弾/祟り目/鬼火/挑発
実数値
メガ前167(252)-x-80(0)-151(4)-95(0)-178(252)
メガ後167(252)-x-100(0)-191(4)-115(0)-200(252)
H:ぶっぱ
C:余り
S:最速
偽装枠その3。パルシェンに破られるとほぼゲームセットになってしまうのでトリル道連れ型と迷った結果、こっちの挑発鬼火祟り目型に落ち着きました。前述のレパルダスとも電磁波と祟り目でシナジーがありました。ゲンガーを起点にするウルガモスなんかにも挑発が刺さるのが良かったです(虫Z蝶の舞…?知りませんねぇ…)。
ドリュウズ@突撃チョッキ 陽気 habds かたやぶり
実数値
191(44)-179(188)-81(4)-x-92(52)-149(220)
H:16n-1
A:余り
B:余り
D:2n
S:準速ミミッキュ抜き
参考元:(問題があれば削除します)
Adamsさんのブログの調整を元にAを削って準速ミミッキュ抜きまでSを伸ばした個体。上の3匹の並びだとコケコがどうしても重たいので採用。前述のレパルダスの電磁波+ドリュウズのアイへでまひるみのシナジーもありました。3割の勝ち筋を残せる角ドリルは強い。
ボーマンダ@ボーマンダナイト 無邪気 habcs いかく→スカイスキン
捨て身タックル/地震/火炎放射/流星群
実数値
メガ前171(4)-176(164)-101(4)-148(140)-90(0)-159(196)
メガ後171(4)-186(164)-151(4)-158(140)-99(0)-181(196)
H:奇数調整
A:余り
B:4振り
C:火炎放射でH振りメガハッサムが確定1発+α(116振で確定)
S:メガ後最速ルカリオ抜き
引用元:
前シーズンで使っていた両刀メガマンダをそのまま流用。バシャーモに睨みを利かせたかったが、めざ氷に関してはどうしようもなかったので慎重メガボーマンダor守るのタイミングで舞える龍舞型の方が良かったと感じました。
カプ・テテフ@エスパーZ 控えめhbcs サイコメイカー
サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/目覚めるパワー炎
実数値
175(236)-x-117(172)-168(20)-136(4)-125(76)
H&B&D:A216メガボーマンダの捨て身タックル&C222メガゲンガーのヘドロ爆弾最高乱数以外耐え
C:気持ち
S:遅い相手(準速70族付近)を抜ける程度
引用元:(問題があれば削除します)
耐久にガッツリ振ったテテフ。メガボーマンダの捨て身とメガゲンガーのヘド爆を最高乱数切って耐えるところまで耐久を振ってあります。その他も色々耐える(2舞ウルガモスの虫のさざめき、耐久テッカグヤのヘビーボンバーetc)ので使っててとても使い心地が良かったです。スカーフや眼鏡が多い中、耐久に振ったテテフはどうなの?とお考えの方もいるかもしれませんが、6世代の耐久振りニンフィアが強かったのを想像していただければ納得がいくはずです。本家の方は眼鏡で採用していますが、今回は小回りが利いて瞬間火力が出る眼鏡で採用しました。
【結果&総括】
MASTESオフ晴れブロック5-3ブロック内3位(うーん…悔しい!!!)。
このオフの前日の完熟オフ決勝で放送されて手の内がバレている人にはバレていて辛かったものの、ある程度戦える構築ではあると感じました。
オフ特有の初見殺し、一発勝負の特性に当てはまっていて強かったのではないかと思いました!
重いポケモンをあげるとキリがないですが、レパルダスの毒Zが決まった時の爽快感はとても気持ちがいいものがありました笑
今回の構築を使ってみて従来のポケモンも既定の型に捉われないような使い方をすれば可能性が広がるのを感じたのでZ技という新要素も絡めて改めて自分の好きなポケモン、構築等で新たな世界を開拓してみてはいかかでしょうか?
それでは…
アディオス!
【Special Thanks♪】
本構築を組むにあたって、当初は面白半分で投げたのに相談乗ってくれた上に結果まで残してくれたリカノリくん、チョロネコの孵化余りをくれたモロさん、キノココ、ドリュウズの孵化余りをくれたげんごろう、そしてMASTESオフで対戦してくれた皆さんに感謝の意を表します。